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ヘッドライトレンズ内側の曇りでお悩みの方必見!レンズ内側クリーニング・DIYでのNG・やり方・工賃を徹底解説!

間違ったやり方で失敗しない為にも

この記事を必ず読んでください!

DIYで殻割りしようとしている方

ちょっと待った!!

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曇り原因
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ヘッドライトレンズ交換でお悩みの方必見!おすすめの保護方法・DIYのやり方・工賃…

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ヘッドライト内側が結露、曇る原因

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ヘッドライト内部が結露している原因と修理方法を専門店が徹底解説!!!

中古ヘッドライトや経年劣化でレンズ内側のくすみ、汚れ、結露による水滴シミが蓄積し、レンズに透明度がなくなります。

劣化した結露防止剤が汚れと結合して、内側のレンズはタオル等で拭いても簡単に拭き取る事は不可能で拭くだけでは綺麗にはなりません。

レンズ内側を完全に研磨し、スチームクリーニングを施します。結露を防ぐ為に再度結露防止剤を施工する必要はございません。

結露の原因は、レンズ内の空気の逃げ道がなく、逃げ場を失った空気中の水分がレンズ内部で水滴になります。レンズ内の空気を逃がしてあげることにより結露を防ぐ事ができます。また、殻割り・殻閉じがしっかりされていない場合も結露の原因になります。

殻割り

ヘッドライト殻割り・殻閉じとは

殻割りとは、レンズ、インナーパーツ、本体ユニットの3層構造になっているヘッドライトを分解する作業のことで、内部結露のクリーニング時、カスタムに必要とされる作業になります。ただし、ヘッドライト内部を濡らしてしまうと、電装系がショートしてしまう危険もあり密閉されているヘッドライトですので分解は職人でも難易度の高い作業となります。

ヘッドライト殻割りには、”ヘッドライト殻閉じ”の作業も最後に行います。殻割り後、レンズ内側をクリーニングしユニット内部の埃等の汚れを除去し密閉された空間でヘッドライト内部に埃を混入させないよう殻閉じ作業を行っていきます。専用の純正シーリング材を使用し防水性能を高めレンズとユニット本体を密閉します。

純正シーリング剤を使用した高い防水処理技術

純正ライトに使用している同じシーリング材を用いて、防水処理を行っていきます。シリコンコーキング等を使用して殻閉じを行っている方法を拝見しますが、二度と開けられないヘッドライトになってしまう為、使用は絶対にNGです。​

純正シーリング材ですと、熱分解で再度開ける事も可能で、シーリング材の再利用も可能になりますので、殻閉じの際は必ず、純正シーリング材を使用し、密閉性を高め防水処理を行っていきます。

殻割りやり方

ヘッドライト殻割り・殻閉じやり方

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1. 必要箇所にだけヒートガンで温める

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熱分解できるヘッドライトの場合は、シーリング材のあるレンズ周辺の枠のみにヒートガンで温め、レンズ角の方から少しずつヘラ等を使い剥がしていきます。

熱分解できないレンズは超音波カッターで殻割り

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最近の自動車のヘッドライトには、熱分解ではなく、非熱分解で製造されているものも多く、ゴムや溶着といった熱では分解できない構造になっています。その様なヘッドライトはヒートガンを用いても殻割りできない為、超音波カッターでレンズとユニット本体を分離していく作業になります。

単純に切るのではなく、殻を閉じる事も考慮してカットしていくため、断面を均一にカットすることが必須になります​。

そもそも熱分解か非熱分解の見分け方は?

全車種のヘッドライトが熱分解で開けるわけではありません。熱分解できる車種と熱分解できない車種があります。国産車は基本的には熱分解可能ですが、熱分解出来ない車種も近年では増えてきています。

熱分解か非熱分解の見分け方ですが、レンズとユニット本体の隙間にあるシーリング材を直接爪楊枝を使って確認するという方法がございます。こちらの方法であれば、殻割りをせずともどっちなのか施工前に確認が可能です。

2. レンズ全体をユニット本体から外す

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レンズを持ち上げる際、力任せに剥がそうとするとレンズやハウジングが割れてしまう恐れがあるので、一定の力を加えて徐々にブチルゴムが延びるのを待つような感覚がポイントです。

ブチルゴムが冷えると再び硬化してしまうので、ゆっくりかつ手早く作業しなければいけないのが難しいところです。ブチルゴムが硬くなってきたら、ドライヤーやヒートガンで温めながら作業してみましょう。

3. シーリング材を再充填

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上記画像はレンズを剥がした直後のシーリング材の残り。

​古いシーリング材を再利用してしまうと、殻閉じした際に防水性能が格段に落ちてしまう為、下記画像の様に必ず古いシーリング材は除去し新しい純正シーリング材を充填します。

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4. レンズとユニットを組み立て

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充填したシーリング材全体を冷やさない様、温めながらレンズとユニット本体を組み上げ。完全に奥に組み込む為、ネジ止めされているヘッドライトはネジを回しながらレンズをユニット本体に組み込む。

クリップ止めの場合は、シーリング材を温めながらレンズとユニット本体押し込む様に組み上げ。その際、レンズにヒビが入らない様に細心の注意が必要です。

超音波カットしたレンズの殻閉じ方法

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カットしたレンズを元に戻すには、ブチルゴムでは接着強度が足りません。そのため、融着型ヘッドライトの割り戻しには、プラスチックを溶かしてくっつける「溶剤接着剤」を使う必要があります。

溶剤を切断面に流し込み、完全に硬化させた後、コーキング剤で切断部分を防水して作業完了です。

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