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ヘッドライト内部が結露している原因と修理方法を専門店が徹底解説!


ヘッドライト結露除去修理

「ヘッドライトの結露防止修理をすれば愛車の見た目の変化と施工後のヘッドライトの綺麗な状態を保つために修理したい」と考えているのかと思います。

結露防止修理を行うショップは少なからずあり、修理した後のメリットは何なのか。デメリットは何なのか。そもそも結露する原因は何なのかをこの記事では解説していきます。


主に7つのメリットと5つのデメリットが存在します。当記事ではカスタム・リペア専門店の代表である私が、ヘッドライトの結露防止修理する上での素晴らしいメリットと知っておいた方がいいデメリットを詳しく解説していきますので、是非ご参考にしていただければ幸いです。




目次




【ヘッドライト内部が結露する原因とは】

ヘッドライト結露除去修理

結露の原因は、ヘッドライトレンズとハウジングをコーキングやシーリングで防水処理をしています。そのシーリング等が劣化により隙間が生まれ隙間から湿気を含む空気が入り込みレンズ内部の気温と外の気温の差が生まれ結露が発生します。特に、BMWは持病と言っていいほどレンズ内部が結露する車両が年々増えています。BMWは純正で対策品を出しておりますが一時的な修繕なため再度また結露が発生してしまいます。




【結露したままにするとどうなるのか】

結露したヘッドライトをそのままにしていると、どうなるのか下記画像にて3つご紹介します。結露したヘッドライト内部の水滴がメッキ等に悪影響を及ぼします。メッキだけでなく電装系のさびの原因になりライトがつかなくなるなどの症状が発生してしまいます。また、ヘッドライト内側に水滴の跡が残り殻割り作業でのリペアになりますので修理できる業者が限られてきます。尚且つヘッドライトレンズ内側のリペアをできる業者は日本でも2,3の専門店しかなく、症状によっては修理費用が大幅にかかることもあるため早めの修理を推奨いたします。


ヘッドライト結露除去修理

①水滴がメッキに付着し、シミ跡になる





ヘッドライト結露除去修理

②インナー塗装が剥がれサビが内部全体に進行する





ヘッドライト結露除去修理

③電装系の錆が発生



また、ヘッドライトのユニット側ハウジングに破損箇所がありそこから空気が入り込んでいる場合もあるためその場合はヘッドライトを外さないとわからない部分ですので専門店に相談してみましょう。





【専門店に依頼する結露防止修理のメリット】

ヘッドライト結露除去修理

ヘッドライト結露防止修理をするとどんなメリットがあり、費用対効果はどれぐらいあるのか、施工後のアフターケアまでご解説させていただきます。



①水滴まみれの見た目から圧倒的透明度へ

ヘッドライト結露除去修理

ヘッドライトが結露しているとヘッドライト内部に水滴が発生します。無数の水滴がヘッドライトレンズに付着しているためせっかくの愛車の印象がヘッドライト一つで変わってしまいます。また、水滴を放置しているとレンズ内側に水滴の跡が残り拭くだけでは取れない汚れになりますのでレンズ内側クリーニングで圧倒的透明度のあるヘッドライトを付けて愛車を綺麗に維持することが可能です。



②非熱分解のヘッドライトも殻割りで対応可能

ヘッドライト結露除去修理

ヘッドライトが結露する車両は経験上、BMW、スバルが主に候補にあがります。特にBMWに関しては持病になる程、結露しているヘッドライトを見かける事が多いです。BMWですがヘッドライト殻割りは熱分解でも殻割りはできないため、超音波カットによる殻割りで対応致します。非熱分解による殻割りですが、輸入車のほとんどは非熱分解になります。



[ 熱分解によるヘッドライト殻割り車種 ]

・トヨタ、レクサス、スバル、ホンダ、スズキ(一部)、マツダ(一部)、ベンツ(一部)



[ 非熱分解によるヘッドライト殻割り車種 ]

・BMW、VW、Audi、ポルシェ、ベンツ(一部)、マツダ(一部)、トヨタ(一部)





③水滴による電装系の破損のチェック

ヘッドライト結露除去修理

ヘッドライト内部が結露によって湿度が高まり、電装系の破損のリスクが生じます。殻割りを専門とする当店では防水処理だけでなく、電装系が湿気で壊れていないかなどもチェックを行ってから殻閉じをしますので専門店だからわかる経験上の修理事例から破損箇所を特定しお客様にリペア内容のご提案を致します。



④施工後でも安心の防水保証付

ヘッドライト結露除去修理

他店の専門店ではあまりサービスとしてはありませんが、当店ではヘッドライトの殻割りを行ったヘッドライトに関して、最大5年の防水保証をお付けしています。熱分解のヘッドライトは1年間、非熱分解のヘッドライトは5年間の保証。




【結露防止修理のデメリット】

ヘッドライト結露除去修理

ヘッドライト結露防止修理をするとどんなデメリットがあるかご解説させていただきます。



①フロントバンパーを外す環境と設備

ヘッドライト結露除去修理

ヘッドライト修理をする前に大前提ヘッドライトの外し作業から始まります。ヘッドライトを外すのにフロントバンパーを外さなくてはなりません。バンパーを外す作業場の確保と設備は自宅等では厳しく、また工具等も揃えないといけない為、出費が増えてしまいます。フロントバンパーを外した場合。電装系が濡れないようにしないといけない為、屋根などがある環境も必要とされます。




②結露修理ができる業者が少ないこと

ヘッドライト結露除去修理

ヘッドライトが結露した場合、修理するのにヘッドライトの殻割り作業を行わないといけません。日本全国でも殻割り業者は数店しかないのと、ヘッドライトの殻割りのみを行ってくれる業者も少ないため修理業者を探すのが一苦労になるかと思います。




③修理費用が車種によっては高くなることも

ヘッドライト結露除去修理

ヘッドライト殻割りには車種によって殻割りの工程が変わるため、金額も大幅に変わることもございます。熱分解と非熱分解に分かれ、輸入車は特に非熱分解が大半を占めているため殻割り費用は国産より多少割増の料金設定になります。




【結露防止修理のやり方】

ヘッドライト結露除去修理


1. 必要箇所にだけヒートガンで温める

ヘッドライト結露除去修理

熱分解できるヘッドライトの場合は、シーリング材のあるレンズ周辺の枠のみにヒートガンで温め、レンズ角の方から少しずつヘラ等を使い剥がしていきます。



”熱分解できないレンズは超音波カッターで殻割り”

ヘッドライト結露除去修理

最近の自動車のヘッドライトには、熱分解ではなく、非熱分解で製造されているものも多く、ゴムや溶着といった熱では分解できない構造になっています。その様なヘッドライトはヒートガンを用いても殻割りできない為、超音波カッターでレンズとユニット本体を分離していく作業になります。単純に切るのではなく、殻を閉じる事も考慮してカットしていくため、断面を均一にカットすることが必須になります​。




2.レンズ全体をユニット本体から外す

ヘッドライト結露除去修理

レンズを持ち上げる際、力任せに剥がそうとするとレンズやハウジングが割れてしまう恐れがあるので、一定の力を加えて徐々にブチルゴムが延びるのを待つような感覚がポイントです。ブチルゴムが冷えると再び硬化してしまうので、ゆっくりかつ手早く作業しなければいけないのが難しいところです。ブチルゴムが硬くなってきたら、ドライヤーやヒートガンで温めながら作業してみましょう。



3. レンズ内側クリーニング

ヘッドライト結露除去修理

中古ヘッドライトや経年劣化でレンズ内側のくすみ、汚れ、結露による水滴シミが蓄積し、劣化した結露防止剤が汚れと結合して、内側のレンズはタオル等で拭いても簡単に拭き取る事は不可能でレンズ内側を完全に研磨し、スチームクリーニングを施します。

ヘッドライト結露除去修理

結露防止剤が残っている場合、その部分だけ劣化した状態のままで透明度にムラが出てきてしまいます。ヘッドライトレンズ内側の研磨は、レンズ外側と研磨方法が特殊になりますでの知識、技術がないまま行ってしまうと二度と使えないレンズになってしまいますので適切な作業工程が必須になります。




4. シーリング材を再充填

ヘッドライト結露除去修理

上記画像はレンズを剥がした直後のシーリング材の残り。

​古いシーリング材を再利用してしまうと、殻閉じした際に防水性能が格段に落ちてしまう為、下記画像の様に必ず古いシーリング材は除去し新しい純正シーリング材を充填します。

ヘッドライト結露除去修理




5. レンズとユニットを組み立て

ヘッドライト結露除去修理

充填したシーリング材全体を冷やさない様、温めながらレンズとユニット本体を組み上げ。完全に奥に組み込む為、ネジ止めされているヘッドライトはネジを回しながらレンズをユニット本体に組み込む。クリップ止めの場合は、シーリング材を温めながらレンズとユニット本体押し込む様に組み上げ。その際、レンズにヒビが入らない様に細心の注意が必要です。





"超音波カットしたレンズの殻閉じ方法"

ヘッドライト結露除去修理

カットしたレンズを元に戻すには、ブチルゴムでは接着強度が足りません。そのため、融着型ヘッドライトの割り戻しには、プラスチックを溶かしてくっつける「溶剤接着剤」を使う必要があります。溶剤を切断面に流し込み、完全に硬化させた後、コーキング剤で切断部分を防水して作業完了です。


【結露防止修理料金表】

ヘッドライト結露除去修理


【DIYと専門店の違い】

ヘッドライト結露除去修理

現在では、WEBでDIYのやり方が事細かく記載されており、 DIYで施工される方が増えてきています。ですが、WEB上には正しくない施工方法も記載しており、失敗してヘッドライトを再度購入している方や、しっかりと密閉されていなく結露してしまうケースも多く見受けられます。失敗した場合は、業者に依頼するとDIYで通常とは違う依頼になってしまうので別料金がかかってしまったりします。ヘッドライト殻割りが出来る業者は日本全国をみても数が少なく、さらにその中から殻割りを専門に行っている業者は片手で数えれるくらいしかいません。殻割りが出来る業者は基本的には、LED加工のために殻割りを行ったり、インナー塗装を行うためだったりとメインとなるのがヘッドライトの中の作業になるので殻割りのみで引き受けてくれる業者があまりいないのが現状です。ヘッドライト殻割りには熱分解と非熱分解で殻割りできるヘッドライトがあるので超音波カットができない業者もいるためさらに殻割りできる業者は少なくなります。本来殻割りできないヘッドライトを超音波カットするのでその後の防水処理が不適切に行われるとヘッドライト内部で水漏れの原因になります。ヘッドライト殻割り後にアフターフォローのある業者選びが重要になってきます。アフターフォローとは防水保証期間が付随している殻割り業者の選定が施工後も安心してお車をお乗りできるおすすめの業者選びになります。





【施工後も安心の最大5年保証】

ヘッドライト結露除去修理

他店ではヘッドライト殻割り、殻閉じには基本的に保証が付かないケースが多く、せっかく施工したのに再結露、水が混入する事になった時、保証がないため再施工が効かなくそのまま使う羽目になる事も少なくありません。RISH独自の高い防水処理を施し皆様に施工後も安心してお使いになっていただくために、殻割り、殻閉じをしたヘッドライトに最大5年防水保証をお付けして施工致します。施工後、殻割りした部分からの水の侵入が確認できる場合、再施工させていただきますので保証書は大切に保管してください。

ヘッドライトの殻割りは職人でも難易度の高い作業です

そのため、D.I.Y.を楽しみたい方ならともかく、ドレスアップ自体が目的の場合は施工店に依頼するのがおすすめです。施工できる施工店は限られますが、確実な作業の上、防水保証付きサービスを備えている施工店がおすすめです。

ただし、超音波カッターのヘッドライトの分解は、作業の特殊性のため、要問い合わせくださいませ。

詳しくは下記のお問い合わせ窓口まで。




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 custom repair RISH

 (カスタムリペアリッシュ)

 〒252-0202

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 TEL: 042-860-0221


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